初めてストリップショーに行った時の話

当時、19歳〜20歳だったzugaikotsu少年は毎週のように夜遊びをしていた。

夜遊びと言っても商売女を買ったり朝まで酒を飲み続けるなど、といった不健全なものでは決してなく、
どういったものかというと23時前に友人と合流するや否や真っ先に駅前の歌広場に向かい、フリータイムが始まる23時にあわせて入室しアルコールを一滴たりとも入れずにフリータイムが終わる朝5時まで歌ったり会話したりして、会計が済み次第即解散する、という健全だが今考えると若干奇妙な夜遊びをしていた。

その日も夜遊びをする為に都内の駅の改札で友人を待っていたのだが、zugaikotsu少年が早く着きすぎた上に友人が遅れるとの事でなんやかんや1時間以上暇になってしまった。
さて、どうしたものか。時間を潰さねば。夕食は家を出る前に済ませたから腹は減っていない、どこかでお茶をしようにも時間は既に22時を回っており駅前にあるチェーンの喫茶店は軒並み閉まっていたし、見える範囲にファミレスはなかった。どうしたものか、と脳みそスカスカの頭を使ってみる。直ぐに、ハッと閃く。

「そうだ、ストリップショーを観てみよう」


(忘れてなければ追記で書きます)